【共済徹底比較】一番コスパが高い保障はどの共済?
低掛金(保険料)なのに、民間の保険と同等、あるいは高い保障を得られる共済は、保険選びにおいて、非常に人気が高いと言われています。
しかし、一言で共済と言っても、実は種類が4つもあるんです。
・全国共済(都道府県民共済)
・コープ共済
・JA共済
・こくみん共済(全労災)
そして同じ共済でも、保障内容や特徴は全く違うんですよね。
「結局どの共済が一番コストパフォーマンスが高いの?」と多くの人がきっと疑問に思うことでしょう。
そこで、4大共済のそれぞれの特徴や保障内容を徹底的に検証し、どの共済がコストパフォーマンスが最も高いのか突き詰めてみました。
全国共済(都道府県民共済)の特徴
全国共済は、全国39都道府県に事業を展開しています。
事業所を設置している39都道府県にお住いであれば、基本的には加入できます。
全国共済ならではの特徴は、
・日本国民の8人に1人が加入しており、4大共済の中で一番加入者数が多い
・割戻金の返戻率が一番高い
・入院するだけで、日帰り検査入院に関わらず、入院一時金2万円がもらえる
加入者数が、4大共済の中で、一番多いのは、人を惹きつける魅力があるからこそではないでしょうか?
年齢に関係なく月掛金(保険料)が一律
全国共済に惹かれる最大の魅力は、年齢関係なく、一律の月掛金(保険料)で高い保障が得られることだと言われています。
さらに、毎年無償で、保障はグレードアップし続けているのも、魅力の一つなのでしょう。
そんな全国共済で最も人気の高いのは、総合保障2型+医療特約=3000円です。
実は、民間の医療保険の保障よりも、保障が手厚いとさえ言われているそうです。
保険のプロでさえ、加入していると聞きますからコスパが高いのは、本当のようですね。
加入者数が4大共済NO.1 だからこそできる割戻金返戻率30%は、加入者から集めた月掛金(保険料)が最も多いので、その分加入者に還元できるからだそうです。
つまり、この先注目度の高い全国共済が加入者数を増やし続けるのであれば、割戻金の返戻率や、保障のグレードアップの質もさらに高まるのではないかと予想できますね。
コープ共済の特徴
コープ共済は全国都道府県にあるので、日本国民であれば、加入できるのが大きな特徴ですね。
全国展開していることは、引っ越しで県外に移住したとしても、手続きをスムーズに早くできるというわけです。
そんなコープ共済ならではの特徴は、
・食品、衣服、雑貨、旅行情報等さまざまなジャンルを取り扱う宅配サービスが充実している
・スーパー(店舗)がある
実は、保険も取り扱っているコープ共済ですが、宅配サービスやスーパーなど、多方面のサービスにも力を入れています。
こうしたコープならではのサービスは、保険も含めて組合員になる必要がありますが、食品以外にも、定価よりも安くコンサートのチケットが取れたり、格安旅行パックも利用することができると言われています。
上手に活用すれば、節約しながら娯楽も楽しめることでしょう。
さらに、毎週自宅まで宅配しているサービスを使えば、家にいながら食材の買い出しが出来たり、日用品を揃えたり、全国のご当地グルメなども手に入れることが可能です。
買い物になかなか行きづらいお年寄りの方や、妊婦さんなんかは特にうれしいサービスではないでしょうか?
病歴がある人でも入れる保険
コープ共済は、4大共済の中で、病歴のある人は一番加入しやすい保険だと言われています。
病歴がある人にとっては、検討する前にはじめから保険への加入をあきらめている人も多いと思いますので、朗報ではないでしょうか?
しかし、注意するべきことがあります。
それは、加入しやすい分、保障が半減するリスクがあるということです。
せっかく、加入できても、保険の保障が薄いからそこまで加入するメリットが無いかもしれないと感じる人もいるでしょう。
そこも踏まえた上で、加入をするかしないか検討する必要性があることを忘れないでおくことが賢明だと思われます。
JA共済の特徴
JAが運営をしている共済団体であり、農家組合として有名です。
農家じゃなきゃ利用できないと認識している人も多いですが、実は出資金を払うことで誰でも加入することができます。
貯蓄を目的とした積立型終身保険のある共済
JA共済ならではの珍しい保障とは、
・車の保険がある
・積立型の終身保険がある
実は、JA共済には車を対象とした保険も完備しているんです。共済ですから通常の民間の車保険と比べると、低掛金で保障が手厚いかもしれませんので、是非検討してみる価値はあるかと思います。
また、貯蓄を目的とした積立型終身保険があるのは、月々の掛捨てタイプの保険に入るのは勿体ないと考える人にとっては、とても魅力的な情報ではないでしょうか?
4大共済の中でも珍しい保障をしているJA共済ですが、実は、他の共済と比較すると、掛金(保険料)が割高であるとも言われていますので、加入の検討の時にはそこも踏まえて考えた方が良いでしょう。
こくみん共済(全労災)の特徴
こくみん共済の事業所も、全国47都道府県にあります。そのため、日本国民であればだれでも加入することができるでしょう。
保険の保障の面でのこくみ共済の大きな特徴は、保障の一部を重点的に手厚くしたい人に向けた商品が充実しています。
例えば、
・家族に要介護の方がいる場合、重度障害を手厚く保障してくれるコースが用意されている
・もしもの時に残された家族のために、死亡保障を手厚く保障してくれるコースが用意されている
つまり、一言で医療保障と言っても、こくみん共済の場合は、細かい保障の一部に注目したコースが用意されているのが主な特徴になるわけです。
もちろん、総合的にバランス良く保障を整えた保険もありますので、保険の種類が多いのも特徴の一つですね。
目的別にコースが用意されている
最大の魅力は、細かい目的にも合わせた豊富な種類のコースが用意されていることでしょう。
加えて、必ずあなたのお住いの県には、事業所が1つはあるわけですから、事業所がある以上、加入もしやすいのではないでしょうか?
さらに、こくみん共済には、団体向けの保険商品の取り扱いもあります。
中には、慶弔共済といった、慶弔に関わる保障を取りそろえたおもしろい保険もあります。
種類が豊富だから、どれかに入っておけば間違いないとも思う人もいると思いますが、中には、共済だけれども、掛金(保険料)が民間の保険と同等に高い商品もあります。
同じ共済でも、割戻金の還元率には違いがある
ちなみに、こくみん共済の加入者数は、1385万人と言われ、4大共済の中では、第2位にあたる加入者数です。
(※第1位全国共済=1730万人、第3位JA共済=1014万人、第4位コープ共済=837.9万人)
そして、第2位なので、加入者から集めた掛金(保険料)から共済金と事業費を差し引いた還元率は、当然、第2位に昇るくらい高い還元率だと思う人もいるでしょう。
しかし、実際には、割戻金の割合を見ると、加入者数第4位のコープ共済よりも低い還元率であることが分かります。
つまり、同じ共済でも、共済金は加入者が利用して支出した割合ですからどうしようもありませんが、事業費や収支残のやりくりによって、どれくらい加入者に還元されるか大きく変わるのです。
検証により、最もコストパフォーマンスが最強の共済は?
豊富なラインナップを揃えた保険や、保険に限らず多方面でサービスを充実させた共済がありました。
しかし、医療保障に限ってどれがコストパフォーマンスが最強かを考えると、やはり全国共済だと感じた人も多いのではないでしょうか?
4大共済の中で、第1位の理由は、
・年齢に関係なく一律3,000円の月掛金(保険料)で医療保障が手厚い
・割戻金が4大共済の中でも一番高い
保険って難しいからシンプルで分かりやすい全国共済に高感度が持てたと思う人が多いようです。
低掛金で加入することが可能なので、世代問わず、加入しやすいというのも選ばれる理由の一つなのでしょうね。
以上を踏まえて4大共済を徹底検証してみましたが、もちろんそれぞれの共済には独自の魅力があります。
あなたに合った共済を探す時に、この記事が検討材料になればと思います。
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