子供のための共済はどっち?全国共済とJA共済を徹底比較!
子供のための共済・保険
子供がケガをしたり病気になったりした時のために、保険の加入を検討している親御様も多いかと思いますが、子供の保険はどのようなものに加入するればいいのか分からない、本当に子供の保険に加入する必要があるのか、というようなことで悩んでいらっしゃる方も多いと聞きます。
そこで、今回は数ある保険会社の中から、全国共済とJA共済の子供の保険について徹底比較してその存在意義を確かめてみたいと思います。
加入条件と月掛金
まず、全国共済とJA共済にある子供の保険の加入できる条件と月掛金について比較します。
全国共済(生命共済こども型)
加入条件:0歳~満17歳の健康なお子様
保障期間:0歳~18歳
月掛金:1000円と2000円の2コース
備考:18歳以降は同額掛金の総合保障型(18歳~64歳が対象)に自動継続
JA共済(こども共済学資応援隊)
加入条件:0歳~12歳(ただし契約する人の年齢が18歳~75歳に限る)
保障期間:0歳~22歳
月掛金:約1万2000円~約2万4000円(諸条件によって異なる)
備考:中学、高校、大学進学時に学資金が受け取れる
と、簡単に大項目だけ列記してもお分かりいただけるかと思いますが、全国共済の子供保険は保障に特化し掛金も安いのに対して、JA共済の子供保険は保障に加えて、学資金も組み合わされているために掛金が高めになっております。
ここまでの情報ですと、単純に「保障だけでいいなら全国共済」「学資金も貯めたいならJA共済」とみてしまいますが、本当にそんなに単純なものなのでしょうか?
JA共済「こども共済」
JA共済の場合、加入者(子供)と契約者(親族)が分かれていますが、契約者にもしものとき(死亡や所定の障害などに該当)があった場合、その後の掛金は必要がなくなるというポイントがあります。(共済掛金払込免除不担保特則を付加する場合を除く)
つまり、「子供に何かがあった時のための保険」であると同時に「親(契約者)に何かがあった時のための保険」でもあるということになります。
月掛金でいえば、全国共済の約10倍もしてしまいますが、自分に何かがあっても、せめて学校ぐらいは満足に・・・・・とお思いの方にとっては、掛金の高い低いはあまり関係ないものなのかもしれません。
こちらにJA共済のホームページに書かれている掛金や保障、学資金をまとめた図を転載いたしますが、給付率が約104.7%というのは魅力的ですね。
画像引用:JA共済
全国共済「こども型」
では、全国共済の方はどうなっているのでしょうか? JA共済の毎月1万円を超える掛金に比べると、全国共済の掛金は1000円か2000円とだいぶリーズナブルになっています。
「金額が安い分、学資金がない」そんな単純な仕組みかと思ってしまいますが、よく調べてみると、全国共済は保障のストライクゾーンが非常に広い共済であることが分かりました。
論より証拠、まずは全国共済のホームページに掲載されているこども型(1000円コース)の保障内容を見ていただきましょう。
画像引用:全国共済
先に紹介したJA共済のこども共済の保障範囲が「後遺障害」や「死亡」であったのに対して、全国共済の保障範囲は事故による「入院」でも1日目から保障されたりしております。さらに「通院」でも保障が発生するのは非常に魅力的ではないでしょうか。
遊び盛りの子供を持つと、万が一の大事故もそうですが、日々隣り合わせで存在する小さな事故にも神経をとがらせないといけませんから、この保障のストライクゾーンの広さはうれしいですよね。
そして上記図の真ん中よりやや上の方に注目してもらいたいのですが、全国共済のこども型は「先進医療」にも対応しており、健康保険適用外の費用となる先進医療でも全国共済なら保障が受けられるというのが特長的ですね。
さらに、一番下に書かれていることに注目してもらいたいのですが、「第三者への損害賠償」にも対応しているのが全国共済のこども型のすごいところです。悪意があるないにかかわらず、何かの拍子で加害者になる可能性を考えると、「子供が被害者」になるケースではなく、「子供が加害者」になるケースにも対応しているこの保障は頼もしい限りですね。
まとめ
ということで、駆け足で全国共済とJA共済にある子供保険を見てきましたが、まとめるとこんな感じになるのではないでしょうか。
JA共済こども共済に向いている考え方
・自分に何かがあっても、子供の学費は残したい
・学資積み立てが基本だが、万一のときの保障も欲しい
全国共済こども型に向いている考え方
・毎月の掛金を低く抑えたい
・日常で発生するようなケガによる通院も保障してほしい
・何かの拍子で加害者になった場合も保障してほしい
・先進医療も保障してほしい
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