子供の保険はいつから加入するのがベスト? 入っておくべき保険の種類と重要性
妊娠したり、子供が生まれたら保険はどうしよう? と考える機会もあるでしょう。
子供の保険を検討するのに、まずぱっと頭に浮かぶのは「学資保険」ではないでしょうか?
しかし、子供の保険には学資保険以外にも種類があります。
今回の記事では、
・子供の保険に入るベストタイミング
・子供の保険の種類
・子供が保険に加入する必要性
など、多くのパパ・ママが疑問に感じるお悩みにお答えしていきます。
子供にかける保険の種類と加入するタイミング
子供にかける保険といってもさまざまな種類があります。
主な保険の種類と加入するタイミングを見ていきましょう。
学資保険
子供の教育資金を準備する目的でかける保険です。高校入学や大学進学のための教育費用を積み立てます。
親が契約者となり保険料を積み立て、子供が一定の年齢に到達した際に満期保険金を受け取る仕組みです。
また、契約者(親)に万が一のことがあった場合、ほとんどの学資保険は保険料払込免除となり、満期時には、契約当初に設定した満期保険金を受取ることができます。
学資保険の中には医療保障や死亡保障を付けられるもの、進学時のお祝い金が支払われるものもあります。
学資保険に加入するタイミングは
学資保険は、出産前から十分に検討し、加入するなら出産前もしくは出産後すぐに加入するのが良いでしょう。
学資保険はいつでも入れる保険ではありません。
一般的に高校入学の教育資金を積み立てるのには3歳ぐらいまで、大学進学のための積み立ては12歳ごろまでに加入しないといけません。
入りたくても入れなくなったということがないように、学資保険で教育資金を積み立てると決めたのなら、できるだけ早く加入することをおススメします。
医療保険
医療保険は、子供がけがや病気で入院した場合、通院した場合などに給付されます。
大人の医療保険よりも低掛金で加入しやすいこども型保険があるのが特徴です。
特に共済のこども保険は、低掛金で保障が手厚く人気があります。
主に公的医療保険制度で適用されない入院費(個室代、親の付き添いようベッド代)や先進医療費をカバーするために子供に医療保険をかけている世帯が多いと言われています。
医療保険に加入するタイミングは
医療保険に加入する場合、出産後すぐに加入することをおすすめします。
保険は告知事項に該当しない健康な人しか加入できません。それは子供も同じです。
もし、生まれてから大きな病気が見つかったり、罹患したら保険に入ることができなくなってしまいます。
出産前から検討し、生まれたら加入するようにしましょう。
生命保険
子供に万が一のことがあった場合に支払われる死亡保障です。
終身タイプのものだと、子供が大人になり独立した後も一生涯の保障を準備しておけます。
生命保険に加入するタイミングは
生命保険は、大人と同じく加入時期の年齢が低いほど保険料が安くなります。
生命保険の加入を検討しているのであれば、子供が生まれたらできるだけ早く加入するのがおススメです。
個人賠償責任保険
事故により他人にケガをさせたり、 他人の物を壊したなどによって法律上の損害賠償責任を負った場合の補償をしてくれるのが個人賠償責任保険です。
最近は自転車による事故で多額の損害賠償請求が行われることも増えてきました。
小学生が乗っていた自転車と高齢者がぶつかり、頭を打った高齢者は、意識不明の重体、寝たきりとなりました。
その後、小学生の母親に9,500万円の損害賠償命令が下された。という事例も報告されています。
そんな不測の事態に準備しておける保険です。
個人賠償責任保険に加入するタイミングは
個人賠償責任保険は、ほとんどの保険が1世帯のうち、1人加入すれば、家族全員が補償対象となります。
結婚されたらすぐにご加入しておくことをおススメします。
子供が生まれたら、契約内容の変更(子供の追加)手続きを忘れないようにしましょう。
どの保険に加入したらいい?
子供にかけるさまざまな保険について見てきました。
しかし、子供が生まれたからといって全部の保険に加入する必要はありません。
ご夫婦で今後のライフスタイルを再度見直し、家計と相談しながら自分たちに必要な保険のみ加入を検討することをおススメします。
家計への負担をおさえたい場合
できるだけ家計への負担をおさえたいという場合、子供にかける保険は医療保険と個人賠償責任保険だけで十分でしょう。
公的医療保険ではカバーできない医療費の補てんのために医療保険と不測の事態に備えた個人賠償責任保険は必ず準備しておくようにしましょう。
子供の保険にそれほど必要のない保障
それでは、なぜ学資保険と生命保険はそれほど必要ではないのでしょうか?
学資保険の加入が必要ない理由
まず、学資保険は、子供の教育資金を貯蓄することを目的にしている保険であるとお話ししました。
しかし、医療保障や死亡保障をつけられる保険もあり、保障と貯蓄をあわせた学資保険の場合、保障部分が大きくなるほど学資保険の貯蓄性は下がっていきます。
また、毎月一定額の保険料を払込期日まで必ず支払う必要があります。
支払いが困難になり解約をすると、解約返戻金が支払った保険料を下回るケースも出てきます。
学資保険は満期まで保険に加入し続け、満期保険金を受け取った場合にのみメリットが生じる保険なのです。
子供の教育資金を準備する際、定期預金や運用利回りの良い金融商品で準備するほうが貯蓄性は高くなるので無理してまで学資保険に加入する必要はないでしょう。
毎月の一定額の支払いに支障が出ないと確信できる人や毎月確実に貯蓄をするのが苦手な人は学資保険に加入してもいいかもしれません。
生命保険の加入が必要ない理由
生命保険については、子供に万が一のことがあった場合の保障です。
子供は家計の収入を支えいているわけではないので、万が一の場合も収入に影響を与えることはゼロと言っていいでしょう。
そのため、できるだけ家計への負担をおさえたい場合は必要ないでしょう。
これがおススメ! 子供が入っておくべき保険
それでは、私がおススメする子供が入っておくべき保険について説明していきましょう。
それは、
全国共済の生命共済こども1型+個人賠償責任保険です。
全国共済 生命共済こども1型
参考サイト→ 全国共済
http://www.zenkokukyosai.or.jp/product/
生命共済こども1型のおすすめのポイントは、
・月掛金(保険料)1,000円という低掛金で入院1日目から5,000円が給付される。
・けがで通院した場合、1日目から2,000円の給付がある。
・手術共済金が受け取れる。
月掛金(保険料)一律1,000円で入院、通院保障がついており、家計の負担を最低限におさえることができます。
子供の入院で多く見られる、肺炎、ぜんそくによる入院や、盲腸(虫垂炎)での手術も共済金が支払われるため安心して治療に専念できますね。
また、健康保険適用外の費用である「先進医療」も保障対象のため、自己負担となる医療費もカバーできます。
個人賠償責任保険
・年額保険料 1,680円
・保障金額 3億円程度
・1世帯のうち、1人加入すれば、家族全員が保障対象
掛金(保険料)が手ごろなのに3億円の保障があります。
・子ども同士で遊んでいたら、友達を押してしまい、友達の歯が折れた
・自転車に乗っていて、高齢者とぶつかり、ケガをさせてしまった
こんな場合も補償対象となり、不測の事態が起きたときに安心ですよね。
どんなに気を付けていたとしても、不測の事態は起こります。
特に子供の行動は予測不能な時があります。
子供は一人で責任を取ることができません。
実際に不測の事態が起きたときにあせってしまわないように準備しておくことをおススメします。
最後に
いかがでしたか?
日本の公的医療保険制度は手厚く、さらに子供の医療費助成は各自治体で行われているため、病気やけがの場合、家計の負担を心配せずに医療機関に受診できるようになっています。
また、当たり前のことですが、子供は家計の収入を担っているわけではないので、万が一のときの死亡保障を準備する必要はあまりないこと、子供の教育費の貯蓄を考えているのであれば学資保険を検討するのもいいでしょう。
しかし、保険は健康な人しか加入できません。病気になってからでは入りたくても入れないのです。
医療費助成制度ではカバーできない入院の際の出費や、先進医療を受けることになってもあわてないためにも子供が生まれたら子供の医療保険を検討するようにしましょう。
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