共済は複数加入可能?給付金は出る?
共済の複数加入
お値打ちな掛け金で充実した保障内容が魅力的な共済ですが、一口に共済と言ってもさまざまなプランがあります。
生命共済もあれば入院保障共済、自動車共済などもありますが、こうした共済に1人で複数加入できるのかという疑問を抱いたことのある方もおられるでしょう。
そこで、ここでは共済や民間保険で複数加入が可能かどうか、可能な場合すべての共済や保険からお金が支払われるのかについてお話したいと思います。
複数加入は可能
結論からお話させていただきますが、共済への複数加入は可能です。
例えば、医療共済に加入している方がもう一つ医療に関する共済のプランに加入することもできますし、生命共済に複数加入するといったことも可能となっています。
県民共済を例にとってみましょう。
県民共済では総合保障2型というプランを提供していますが、これに加えて入院保障2型というプランに同時加入することも可能になっています。
別の共済との併用
例えば全労済の医療共済プランに加入していて、新たにコープ共済やJA共済の入院共済などに加入は可能なのでしょうか。
これは可能で、実際全労済とコープ共済プラン両方に加入しているという方もいます。
保障してもらえる金額
複数のプランに加入した場合、給付金の金額がどのようになるのかは気になるところだと思います。
先ほどご紹介したような医療系の共済プランに複数加入している場合、掛け金も当然高くなりますが給付金も比例して高くなります。
先ほど取り上げた県民共済の総合保障2型と入院保障2型に加入しているケースだと、保障額は2つのプランの合計金額となります。
複数共済契約の場合の支払い
複数の共済に加入している場合の支払いですが、基本的にそれぞれの共済からの支払いを受けることができます。
例えばコープ共済と全労済の医療保障プランに加入している場合、万が一入院などしたときにはどちらからもお金が支払われることになります。
民間保険の複数加入
保険も複数加入はできる
共済と同じように民間の保険でも複数加入は可能です。
同じ保険会社のプランを複数組み合わせて契約することも可能ですし、さらにいろいろな特約もつけることができるでしょう。
共済と民間保険への加入
共済に加入しているけど民間の保険にも加入したい、という方もおられるはずです。
しかし、共済に加入しているのに民間の保険にも加入することは可能なのでしょうか?
加入は可能
共済に加入したまま民間の保険も契約する、もしくはその逆で民間の保険を契約していながら新たに共済のプランにも加入する。
これはどちらも可能です。
実際、民間の保険プランが何となく物足りなくて共済で足りない分を補うということもありますし、その逆のパターンもあります。
どちらからも支払いはある?
「共済のプランに加入している場合だと民間保険の保険金は支払われないのでは・・・」と不安を感じている方もおられるかもしれませんが、そんな心配はありません。
共済と民間保険両方に加入している場合でも基本的にどちらからもお金は支払われます。
複数の共済に加入するメリット・デメリット
全労済の医療保障プランに既に加入しているけどコープ共済のプランにも加入しようと思っている、という方もおられるでしょう。
では、このように複数の共済へ加入している場合のメリットとは何なのでしょうか。
保障が手厚くなる
複数の共済に加入することで保障をより手厚くすることが可能です。
現在ではさまざまな共済のプランが存在しますし、魅力的なプランを打ち出している共済もあります。
「あと1つこの保障があればな~・・・」といったプランでも、それをほかの共済プランで補うことが可能になるのです。
保障を手厚くできるのは複数加入のメリットと言えるでしょう。
当然支払われる共済金も多くなります。
掛け金が増える
こちらはデメリットとなりますが、当然複数の共済に加入するとなると掛け金は高くなってしまいます。
共済の魅力は掛け金の安さにありますから、複数の共済プランに加入することで掛け金が高くなりすぎたとなると本末転倒と言えるでしょう。
複数の共済プランに加入すればいざという時の保障は手厚くなるでしょうが、毎月の掛け金が多くなってしまうのは当然です。
複数加入のメリット・デメリットを理解する
複数の共済に加入する、もしくは共済と民間の保険両方に加入するなどさまざまなパターンが考えられますが、もっとも大切なのはそれぞれのメリット・デメリットをしっかり理解するということです。
たくさん加入すれば良いというものでもありませんし、いざという時の保障のために月々の生活が苦しくなってしまうようでは意味がありません。
支出と保障とのバランスもきちんと考えなくてはなりませんし、トータルバランスが重要です。
複数の共済、または保険に加入しようと検討している方はまず複数加入のメリットとデメリットをしっかり理解してください。
全国共済への加入をお考えの方は、まずは資料請求からいかがでしょうか?こちらから全国共済への資料請求ができますので、ぜひお役立てください。