共済と保険の違いを比較。 本当に加入すべき保障とは?
あなたが保険を探す時の基準は何でしょうか?
おそらく、どんな人でも、「低コスト・高保障」であることは必須条件ではないでしょうか?
将来、突然の病気や事故など、もしもの時に最大限に経済的にサポートしてくれる保険を探すわけですから、日々の月掛金(保険料)にコストを掛けたいと思う人はいないと思います。
でも、コスパが良い保険って、種類が多い保険の中から見つけ出すのが難しいと思う人が大半なのではないでしょうか?
しかし、これら3つコツを抑えることで、コスパ最強の保険に簡単にたどり着けます。
1.経済的に現在どれくらい余裕があるのか把握すること
2.将来発病するリスクが高い病気を知ること
3.保障内容をきちんと理解した上で入ること
保障内容が手厚くても、もしもの時に使いこなすことができなければ、手厚い保障も意味がありません。
将来発病するリスクが高い病気を手厚くカバーしてくれて、月掛金(保険料)が手ごろな保険はなんでしょうか?
そこで、多くの人が目を付けるのが共済です。
しかし、共済について知らない人も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、共済と保険の違いなど、共済について詳しく見ていきましょう。
保険よりもコスパが高い共済とは?
実は、保険会社に勤めているプロのアドバイザーでさえ、共済に加入していると言われているんです。
共済って保障が充実していて、月掛金(保険料)が安いからこそ、民間の保険と2重掛けして保障をさらに手厚くしている人もいるそうですよ。
しかしなぜ、そんなに民間の保険よりもコスパが高くすることができるのでしょうか?
それは保険と共済って運営の仕組みが違うからだと言われています。
保険と共済の仕組みの違い
基本的に、共済の場合、月掛金(保険料)は1000円から始めることができます。
1000円という安さで本当に、保障は手厚いの? 運営はできているの? と不安に思う方もいるでしょう。
そもそも保険と共済とでは大きく運営方法が異なります。
例えば、共済を「乗り合いバス」、保険を「タクシー」とイメージしてみてください。
同じ目的地まで行くのにも、この2つは料金がまったく異なります。
乗り合いバス=共済
・乗車している人全員の運賃で動く
・1人あたりの支払う金額が安く済む
タクシー=保険会社
・乗車している人の人数が限られている
・1人あたりの支払う運賃が高くなる
このように、共済は保険よりも掛金が安く、乗りやすいのです。
誰もが、保険に入る共通の理由として、“もしも”の時のための備えとして加入するはずですよね!
共済は、死亡や入院、交通事故、住宅災害など、日々の生活を脅かす危険に対して、あらかじめ掛金(保険料)を加入者から集めて貯えています。
そして、“もしも”の時が発生した時に、回収した掛金(保険料)から加入者へ支払われます。
例えば、1人の人が入院した場合、その不幸に合われてしまった方に、加入者から集めた掛金が支払われます。つまり、“助け合い”の考え方を基本としているのです。
保険の“お祝い金”と共済の“割戻金”の違い
保険の商品の中には、“何年間健康であれば、〇万円のお見舞金を定期的に受け取れます”
このような、いわゆるお祝い金を受け取れる商品がありますよね。
一見、定期的にお金がもらえてお得じゃないかと考える人もいると思いますが、実はお得にもらえているわけではないのです。
どういうことかと言いますと、お祝い金を定期的にもらえる金額分を月掛金(保険料)に上乗せして高く払っている商品なのです。
つまり、結局は自分が払ったお金が戻ってくる商品ということなんですね。
一方、共済の割戻金とは、加入者全員から集めた月掛金(保険料)から、事業費と共済金を差し引いた余剰金を、割戻金として加入者全員に分配する制度のことなんです。
これらの違いから、共済と保険で比較すると、お祝い金と割戻金の特徴も大きく異なるようです。
共済
・どれだけ入院して、共済金をもらっても、割戻金を受け取れる
・毎年必ずもらえる
保険
・条件をクリアしなければ、お祝い金は受け取れない
・加入者から集めた保険金から、事業費などを差し引いて余剰金が無い限り、分配されない可能性もある
特徴を見れば、どっちがお得なのか、一目瞭然でしょう。
これだけ共済の方が保険よりもメリットがあるのであれば、共済一本に保障を絞っても、備えとして十分だろうと思う人もいるのではないでしょうか?
しかし、一方で、本当に共済だけで大丈夫なのかと、やはり疑心暗鬼になる人もいると思います。
そこで最後に、日本の健康保険制度を使えば、十分共済だけでも対応可能であることを証明しますね。
共済と合わせて知るべき日本の健康保険制度とは?
日本の健康保険制度は世界的に見ても、トップレベルの充実さを誇っていることをご存知ですか?
例えば、よく先進医療のがん治療に何百万円もかかるから、備えは必要だよ! とよくCMで耳にしますよね。
何故なら、何百万もの治療費がかかっても、健康保険制度を使えば、70歳未満の場合、3割の自己負担額で済むんです。
それでも、自己負担額が数十万となれば高額ですよね。
そこで、力を発揮するのが、高額療養費制度です。
これは、治療費が高額になった場合、3割の自己負担額からさらに自己負担額を軽減してくれる制度なのです。
この制度を使うことで、大体10万円を切る程度まで自己負担額を抑えることが可能なんです。
そしてこの10万円の自己負担額をカバーするのが保険です。
ここで、もう一度保険のCMで言っていることを思い出してみてください。
「先進医療にかかれば、最大1000万円保障します!」
こんな宣伝文句聞いたことありませんか?
10万円の自己負担額に最大1000万円って、保障手厚すぎるのでは? と気づいた人もいるでしょう。
さて、自己負担額を考えれば、そこまで手厚い保障の金額は本当に必要でしょうか?
保障がとても手厚い保険は、その分掛金(保険料)も高いという仕組みになっていることを知っておいた方が、今後の保険選びに役立つ情報かもしれませんね。
保険と共済どっちがお得なの?
最後に、保険と共済の違いについて、おさらいしましょう。
保険
・月掛金(保険料)が共済と比較すると割高傾向である
・保障が手厚すぎることもある(逆に、共済と同じくらいの保障内容のものもある)
・条件がクリアすれば、お祝い金がもらえる
共済
・全体的に保障内容のバランスがよく、低掛金(保険料)である
・極端に保障が手厚すぎる商品はない
・どんなに保障を使っても毎年割戻金がもらえる
これらの違いを踏まえて、保険と共済どっちがお得なのか考えてみましょう。
もしかしたら、保障がおりるような“もしも”の時がひょっとするとこの先訪れないかもしれません。
共済のように、割戻金のような制度がなく、“掛捨て”だとしたら?
あなたが支払った掛金(保険料)の総額はいくらになるでしょうか?
きっと、月掛金(保険料)が高い場合、恐ろしい総額になることでしょう。
無駄に支払った金額総額が戻ってきたら、きっと海外旅行にだって行けるかもしれません。
それを踏まえた上で、考えると、十分共済だけでも医療費は賄えるのではないでしょうか?
逆に高い月掛金(保険料)を払い続けても良いから、退院後の生活費をできるだけ工面したいという考えでしたら、保険を選択するのも良いと思います。
しかし、そのような人はきっと少数派ではないのではないでしょうか?
そこできっと大多数であろう、共済に興味を持たれた場合、共済にも種類がありますので、最もコスパが高いと言われている共済をご紹介します。
それは、全国共済(都道府県民共済)と言われています。
共済No.1を誇る加入者数であり、日本人の8人に1人が加入しており、割戻金の返戻率も№.1なんです。
これを機会に共済について調べてみるといいかもしれませんね。
全国共済への加入をお考えの方は、まずは資料請求からいかがでしょうか?こちらから全国共済への資料請求ができますので、ぜひお役立てください。