健康管理のために「かかりつけ医」を持ちましょう!そのメリットと必要性

日本医師会は、健康管理のために「かかりつけ医」を持つことを推奨しています。しかし、2020年に行われた日本医師会の調査 では「かかりつけ医」がいると回答したのは全年代の平均で約55%、半数近くがいないと回答しています。年代別では20代が21.6%、30代が34.4%、40代が44.5%、50代が46.0%と全年代の平均を下回っています。平均を上回るのは、60代の66.0%からで、70歳以上の83.4%です。

このように「かかりつけ医」の有無は世代間で大きな差があります。一般的に若い世代は、高齢者よりも医師に診断してもらう必要性は高くありません。しかし、生活習慣病などの予防や長引く治療の防止には「かかりつけ医」を持つことが重要です。「かかりつけ医」は、高齢者だけではなく全年代にわたって重要なため、そのメリットと必要性について紹介します。

第一章 そもそも「かかりつけ医」とは?

「かかりつけ医」を日本医師会は「健康に関することを何でも相談でき、必要なときに専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のこと」と定義しています。健康面に不安を感じたときに、すぐに気軽に相談できるように自宅、または職場の近くに「かかりつけ医」を見つけておくことをおすすめします。

第二章 「かかりつけ医」を持つメリットと必要性

1.「かかりつけ医」を持つ5つのメリット

1-1 病気の治療だけではなく健康に関する不安・悩みについて幅広く気軽に相談できる

病気の治療や症状に関することだけではなく、さまざまな健康問題について相談できます。ささいな異常でも早めに相談することで、病気の予防や重症化の防止、早期発見・早期治療によって重篤な病気でも早期の完治が期待できます。

1-2 的確な診断を迅速に受けられる

「かかりつけ医」がいれば、継続的な受診を通じて病歴のみならず、個々の患者の生活習慣や心身の状態までを理解してもらえるので、心身の異変があれば、患者が意識できていなくても早く、的確な診断が期待できます。例えば、認知症や生活習慣病など患者自身が自ら気づきにくい病気などに気づいてもらえる可能性があります。また、大きな病院では診察までに長い待ち時間が必要であったり、検査には予約が必要で時間がかかったりしますが、「かかりつけ医」では検査によっては受診日にしてもらえます。また、家族全員が同じ「かかりつけ医」を持つと、遺伝しやすい病気や体質、あるいは生活環境などが理解してもらえて、より的確な診断につながります。

1-3 高度な治療が必要な場合、適切な医療機関とスムーズな連携ができる

より専門的な治療が必要なとき、紹介状とともに適切な医療機関を紹介してもらえるので、自分で間違えて2度、3度と医療機関を受診する手間や医療費の無駄を回避できます。また、どこの医療機関がよいのか時間をかけて探す必要もありません。なお、医療機関での診断結果や治療内容は「かかりつけ医」にも連絡されてくるので、その後の経過について何か異常があれば適切に対応してもらえます。

1-4 医療費の無駄の回避や効率的な受診ができる

1つ、または複数の病気を異なる「かかりつけ医」で受診すると、検査や薬などが重複せず医療費や受診のための時間と手間を省けます。

1-5 要介護認定・介護に必要なサービスをスムーズに受けられる

「かかりつけ医」がいれば、要介護認定を申請する際に必要な「主治医意見書」をすぐに書いてもらえます。「かかりつけ医」がいないと、市区長村が指定する医師の診察を受けなければならず、正確な意見書を1回の診察で書いてもらえない心配があります。また、ケアマネジャーとの連携もできて、要介護者の医療情報を正しくスムーズにケアプランに反映してもらえます。

2.「かかりつけ医」が必要な理由

「かかりつけ医」がいなくても日本では医療を受ける必要が生じたとき、医療機関を自由に選んでいつでも受診できます。しかし、健康で活力のある生活を送るには、病気の治療だけでなく予防や早期発見・早期治療が重要です。病気の予防や早期発見・早期治療が可能だと、医療費を大幅に軽減できます。また、病気によっては食事や運動の制限、あるいは重い後遺症でQOL(生活の質)が大幅に低下して不自由な生活を強いられるリスクがありますが、そのリスクも軽減できます。後遺症によっては家族への経済的・肉体的・精神的な負担が生じるため、このリスクの軽減は非常に重要です。

病気の予防や早期発見・早期治療は、「かかりつけ医」を持たないと簡単に実現できるものではありません。高齢化が進み、本格的に「人生100年時代」を迎えます。この長い人生を最後まで自立して生活するには若いときから毎日の食生活や運動など日常の生活習慣と、病気の予防および早期発見・早期治療の両方が必要です。「かかりつけ医」を持って常に相談することで、その両方を実現しやすいことから「かかりつけ医」は必要で、これからの高齢化の進展に際して特に重要です。

なお、「かかりつけ医」を持つ具体的な効果として、日本医師会が行った調査で「かかりつけ医」がいる人は、いない人よりも「栄養バランスなど食生活に気をつけている」「体操、ウォーキングなどの運動を行っている」割合が高くなっています。また、受けた医療に対する満足度も高く、病気の予防や早期発見・早期治療に効果的な検診の受診率も高いという結果が出ています。

第三章 信頼できる「かかりつけ医」を探すポイント

医療を受ける立場としては、「かかりつけ医」を医師として信頼できることが最も重要ですが、それ以外にも最適な「かかりつけ医」を選ぶときに必要な以下の5つのポイントがあります。なお、「かかりつけ医」は、必ずしも1人に限定する必要はありません。また、診療科や医療機関の規模も問いません。

  1. 気軽に何でも相談しやすく、患者の話をしっかり聞いてくれる
  2. 病気の内容、治療方法、薬などについて、分かりやすく、納得がいくまでていねいに説明してくれる
  3. 必要に応じて適切な専門医を速やかに紹介してくれる。また、そのとき紹介状やカルテのコピーを渡してくれる
  4. 患者のいうことを何でも聞かない、分からないことは分からないとはっきりいう
  5. 通院しやすい場所にある

第四章 まとめ

「かかりつけ医」を持つことで、医療や健康に関することを何でも相談できるうえ、最新の医療情報を熟知して必要なときには専門医、専門医療機関を紹介してもらえます。これにより、病気の予防や病気の早期発見・早期治療で重症化を防止し、医療費の抑制も可能です。しかし、それでも病気や重症化を100%防止することはできず、医療費の負担が大きくなる恐れがあります。そのため「かかりつけ医」を持つと同時に、万が一の医療費の負担に備えることで安心した生活を送れます。しかし、医療費の負担に備えるために家計の負担が重くなりすぎるのは問題です。そこで、全国共済の生命共済であれば、手頃な掛け金から始められ、家計への負担を軽減できるのでおすすめです。

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