丑年は大災害が少ない?十二支ごとの災害発生傾向

2021年1月15日

2021年が始まりましたが、今年は新型コロナウイルスの感染者数が昨年末から急激に増加して、新年を祝福できるムードのないスタートとなりました。少し明るいニュースとして新型コロナウイルスのワクチンが開発され、海外では医療従事者や高齢者、持病のあるリスクの高い人から接種が始まっています。しかし、イギリスの医療調査会社エアフィニティーによると 、ワクチンの普及によって安心して日常生活に戻れる時期は、日本の場合、2022年4月と先進国では最も遅いと予測されています。

そのため、2021年はまだまだ新型コロナウイルス対策を徹底した生活を送る必要があります。そこで気になるのは、自然災害の発生時に避難生活を強いられるときの新型コロナウイルス対策です。過去の自然災害の発生数を年度別に調べてみると、十二支別で発生頻度に大きな差異があることが分かりました。特に丑年の発生数が少ないことから、2021年が平穏な年になることを強く祈念して過去に起きた自然災害の十二支別の発生数について紹介します。

第一章 日本における大きな災害の十二支別の発生数

内閣府発表の「令和2年度版防災白書」を参考に十二支別に1945年以降に起きた大きな災害の発生数について紹介します。科学的な根拠はありませんが、丑(うし)年には大きな自然災害数がゼロ件と、その少なさが際立っています。コロナ禍は避けて通れませんが、2021年が平穏で、大きな災害が発生しないことを願って止みません。

1.十二支別の大災害発生数

十二支 災害発生数 災害名
子年

ねずみ

6 福井地震、アイオン台風、チリ地震津波、台風6・7・9号および7月豪雨、長野県西部地震、岩手・宮城内陸地
丑年

うし

0
寅年

とら

4 ジェーン台風、伊豆半島沖地震、伊豆大島噴火、平成22年の大雪等
卯年

うさぎ

5 ルース台風、昭和38年1月豪雪、東日本大震災、平成23年の台風12号、平成23年の大雪等
辰年

たつ

6 十勝沖地震、新潟地震、台風17号および9月豪雨、有珠山噴火、三宅島噴火および新島・神津島近海地震、平成24年の大雪等
巳年

へび

6 大雨、南紀豪雨、台風23・24・25号、雪害、有珠山噴火、平成25年の大雪等
午年

うま

8 風害、洞爺丸台風、台風24・26号、伊豆大島近海地震、宮城県沖地震、雲仙岳噴火、広島土砂災害、御嶽山噴火
未年

ひつじ

2 7・8月豪雨、台風20号
申年

さる

6 十勝沖地震、雪害、台風23号、新潟県中越地震、熊本地震、平成28年の台風7・9・10・11・13号
酉年

にわとり

7 三河地震、枕崎台風、諫早豪雨、北海道南西沖地震、平成5年8月豪雨、平成18年豪雪、平成29年7月の九州北部豪雨
戌年

いぬ

7 十勝沖地震、雪害、台風23号、新潟県中越地震、熊本地震、平成28年台風7・9・10・11・13号
猪年

いのしし

9 浅間山噴火、カスリーン台風、伊勢湾台風、日本海中部地震、梅雨前線豪雨、三宅島噴火、雪害、阪神・淡路大震災、新潟県中越沖地震

なお、記憶に残るような大きな災害は、上記のとおり丑年は他の干支の年に比べると少ないのは明らかでしたが、丑年に災害が起きないわけではありません。例えば、以下の地震やその他の自然災害が起きています。また、いつ起きてもおかしくないと言われている首都直下地震や東南海地震など大きな被害をもたらす地震にも備える必要があります。さらに、異常気象による大雨による災害も毎年のように起きています。十分な備えを怠らないようにしてください。

2.1961年以降の丑年で起きた災害

1961年

  • 2月 長岡地震
  • 2月 日向灘地震
  • 8月 釧路沖地震
  • 8月 北美濃地震

1973年

  • 6月 根室半島沖地震、根室半島南東沖地震
  • 11月 四八豪雪(秋田豪雪)

1985年

  • 12月 六一豪雪

1997年

  • 5月 鹿児島県北西部地震

2009年

  • 8月 東海道南方沖地震
  • 8月 駿河湾地震

第二章 丑年は世界的に見ても災害が少ない?

日本では大きな災害は丑年に少なかったことが分かりました。では世界的に見た場合、同じような現象が見られるのでしょうか? 世界の災害の発生数になると多くなりすぎるため、死亡者数が1,000人以上の災害でデータが十二支の12年間分がある1973年の丑年から2008年までの36年間について調べてみました。その結果は以下のとおりです。

1.年別災害発生件数(災害による死亡者数1,000人以上、1973年から2008年まで)

全体 丑年 丑年に発生した災害
1973年から1984年 21件 1件 中国四川省 地震 死者2,200人

(1973年)

1985年から1996年 31件 3件 バングラデシュ サイクロン 死者1万人

コロンビア 噴火(泥流) 死者2万2,000人

メキシコ 地震 死者1万人

(1985年)

1997年から2008年 39件 5件 ベトナム 台風 死者3,700人

インド 洪水 死者1,400人

イラン 地震 死者1,600人

イラン 地震 死者1,000人

ソマリア 洪水 死者 2,000人

(1997年)

合計 91件 9件 丑年の災害発生率9.9%

丑年が少ないというには8.3%(=1÷12)以下であることが必要。

2.世界規模では丑年の災害発生数は必ずしも少ないとはいえない!

災害による死亡者数が1,000人以上、1973年からの36年間という範囲では、残念ながら丑年に災害が少ないという結論は得られませんでした。なお、災害の規模、年などを一致させると別の結論が出る可能性はありますが、科学的に根拠のある結論とはならないでしょう。

ただ、日本では丑年の災害は過去の発生数では少ないため、2021年の丑年も同じになることを期待したいです。2021年は、新型コロナウイルスの感染リスクやそれに伴う経済活動の抑制によって生活への負担がますます大きくなるなか、せめて自然災害は少ないことを強く願いたいと思います。

第三章 自然災害に対する備えは必要

丑年が災害は少ないと分かると、それを期待したいですが、期待するとともに大きな自然災害がいつ起きても大丈夫なように備えをしておくことが重要です。日本はもともと自然災害が多く発生する国です。「各地で高まる巨大地震の可能性への備え 火災共済の地震特約について」 の記事でも紹介しましたが、大きな地震が近い将来、高い確率で発生すると予測されています。いざというときのために必要な物品を備蓄し、どう行動するかをシミュレーションしておくことが大切です。

第四章 まとめ

大きな災害に見舞われると精神的に大きなダメージを受けますが、そのとき、少なくとも家屋などの損害をカバーできる保障を受けられると生活再建に前向きに取り組めます。地震や風水害による損害に対する保障を幅広く受けられて、手軽に加入できる全国共済の「新型火災共済の地震特約」への加入をおすすめします。

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