七大生活習慣病とは?入院患者の3分の1を占める病気

多くの日本人が発症し入院患者の約3人に1人は「七大生活習慣病」であることをご存じですか?七大生活習慣病を知り予防することで入院リスクを大きく軽減できます。また、そのなかでも日本人の死因の約半数を占める「三大疾病」を予防し、入院費用や死亡リスクに備えると毎日を安心して過ごせるようになります。そこで、七大生活習慣病、三大疾病についてどのような病気なのか、リスク要因や予防法について紹介します。

第一章 七大生活習慣病とは?

七大生活習慣病とは毎日の生活習慣が原因で起こり、日本人がかかりやすい以下の7つの病気のことです。このなかには日本人の死因の約半数を占める三大疾病(がん、心疾患、脳血管性疾患)が含まれます。

  1. がん(内臓や血液などの悪性新生物)
  2. 心疾患(心不全、虚血性心疾患、心臓弁膜症、心筋症、不整脈など)
  3. 脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)
  4. 高血圧性疾患(高血圧が原因で起こる脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、慢性腎臓病など)
  5. 糖尿病(2型糖尿病)
  6. 肝疾患(肝硬変、アルコール性肝障害など)
  7. 腎疾患(慢性腎不全、腎炎、ネフローゼ症候群など)

生活習慣病は、不規則で偏った食事、運動・睡眠不足、ストレス、過剰な飲酒・喫煙など毎日の積み重なった生活習慣で引き起こされ、進行すると考えられています。長い年月が経過してから症状があらわれるので、病気の進行に気が付きにくい特徴があります。なお、七大生活習慣病には含まれていませんが、生活習慣病が血管性認知症やアルツハイマー病のリスクを高めることが分かってきています。特に糖尿病は血管性認知症やアルツハイマー病の発症リスクを約1.5~2.5倍に高めると言われています。

七大生活習慣病の平均入院日数

七大生活習慣病の平均入院日数は厚生労働省の「平成29年 患者調査の概況」によると以下のとおりです。七大生活習慣病による入院日数は、全入院患者の約3分の1を占めます。なお、それぞれの生活習慣病にはさまざまな病気が含まれ、同じ生活習慣病でも個々の病気の種類や入院時の年齢によって入院日数は変わります。

  • がん:16.1日
  • 心疾患:19.3日
  • 脳血管疾患:78.2日
  • 高血圧性疾患:33.7日
  • 糖尿病:33.3日
  • 肝疾患:22.9日
  • 腎疾患:20.8日

(注)

  • 上記の腎疾患は「尿路生殖器系の疾患」を含みます。慢性腎臓病の場合、47.9日です。
  • データは2017年9月1日~30日に退院した人の平均入院日数です。

第二章 三大疾病とは?

1.三大疾病とは

三大疾病とは七大生活習慣病に含まれる病気で、日本人の死因の約半数を占め、死亡リスクが高く重大な病気の「がん」「心疾患」「脳血管疾患」のことです。特に脳血管疾患は入院日数が他の病気よりも約2倍から5倍長くなります。また、がんは入院日数が少なくても、退院後の通院日数が長くなる可能性があります。

2.三大疾病の年間死亡者数・入院患者数・総患者数

疾病 死亡者数 割合 入院患者数 割合 総患者数
がん 約37.3万人 54.2% 約126.1万人 37.5% 約178.2万人
心疾患 約20.5万人 29.8% 約64.0万人 19.0% 約173.2万人
脳血管疾患 約11.0万人 16.0% 約146.0万人 43.4% 約111.5万人
三大疾病計 約68.8万人 約336.1万人 約462.9万人

(注)
上記数値はいずれも厚生労働省のデータで、死亡者数は「2017年人口動態統計」、入院患者数は「2017年患者調査の概況」、総患者数は「2017年患者調査の主な傷病の総患者数」からの引用です。

2.三大疾病のリスク要因

三大疾病も生活習慣病に含まれるため不規則な生活習慣が発症の大きなリスク要因です。

具体的には、がんの主なリスク要因は喫煙・飲酒、食生活(食品添加物、発がん性物質の多い食事、食べすぎ)、肥満、運動不足、紫外線を浴びすぎるなどの生活習慣です。その他には、ウイルス・細菌に感染、化学物質、放射線を浴びるなどが考えられています。ウイルスや細菌に感染、化学物質、放射線を浴びることを避けるのは簡単ではありませんが、他の要因は生活習慣などに注意することでリスクを下げられます。

心疾患や脳血管疾患のリスク要因はいずれも動脈硬化です。動脈硬化は、主に高コレステロール、高血圧が原因で起こり、喫煙、糖尿病、肥満、運動不足、ストレスなどがリスク要因です。また、高血圧は塩分のとりすぎやカリウム・カルシウム摂取不足、肥満、過労などがリスク要因です。いずれも生活習慣を改善することでリスクを下げられます。

第三章 三大疾病の予防策は?

三大疾病の予防策はリスク要因を下げることで、その主な方法は常日頃から「食生活と運動習慣の見直し・改善」を行い、健康診断で数値が要注意になった時点で徹底した生活習慣の改善に取り組み、数値が正常に戻るまで継続することです。また、要精密検査まで数値が悪化したら精密検査を受け、医師の指示に従います。三大疾病を含む生活習慣病は症状があらわれにくいので、健康に大きな異常はないと勝手に判断して医師の診断や生活習慣の改善も不要と考えがちです。しかし、深く静かに進行している場合があり症状があらわれると手遅れになる場合があるので注意が必要です。

  • 具体的には生活習慣として以下の方法などを実践します。
  • 栄養バランスの良い食事をする
  • できるだけ糖質の高い炭水化物を避け、生野菜など酵素や食物繊維の多い食材を摂取する
  • 高カロリー、高コレステロールの食事をできるだけしない
  • 食べすぎ、早食い、不規則な食事をしない
  • 塩分をとりすぎない
  • ビタミンCやビタミンE、カロチン、EPA・DHAなどが多く含まれる食材を積極的に摂取する
  • ウォーキングなどの有酸素運動をする
  • ストレスをためすぎない
  • 禁煙をし、アルコールは控えめにする

第四章 まとめ

生活習慣病は、毎日の生活習慣を改善すれば発症するリスクを大きく軽減できます。しかし症状があらわれずに深く静かに進行することから、生活習慣病は日本の医療費全体の約3割、死亡者数の約6割を占めていると言われています。そのなかでも高い割合の三大疾病に備えておけば、万が一の場合にも安心できます。おすすめは全国共済の「新三大疾病特約」です。この特約を付加すれば、三大疾病以外の病気にも備えられ、特約の付加で医療費が高額になる心配のある三大疾病に対して充実した保障が受けられます。

全国共済への加入をお考えの方は、まずは資料請求からいかがでしょうか?
こちらから全国共済への資料請求ができますので、ぜひお役立てください。